宗教入門5 やさしくね 仏教に極楽・地獄ありませんよ

久しぶりの宗教入門でございます。

65427日本人になじみの深い仏教 良いことを(徳)を積まないと天国(極楽)に行けないぞ。とよく言われていましたね。
実は、本質的な仏教には、極楽も地獄もないのですぞーー
えええ??? そんなアホな でしょう。 ホンマです。

お気を付けください。 このブログは、今の日本仏教をなんら否定するものではありませんよ。
あのオウムのように「地獄に落ちるぞ」など脅すインチキ宗教に入信しないために書いてます。 
誤解しないよう よろしく読んでね。 ぺこり

さて、本質的な仏教は、釈迦の教えをいうのではなく 絶対的なものは、ダルマ(dharma)という「法」いわば法則のようなものだけである。これを悟った者が仏になる。 
仏が出現しなくてもダルマは厳然としてあると考えるものなのです。 これが本質の考えなのです。
つまり、ダルマ(法)が第一で、仏は次に来る「法前仏後」の構造をとっているのです。
キリスト教ユダヤ教イスラム教などまず神が優先する「神前法後」の構造とは違うのです。

ちなみにキリスト教ユダヤ教イスラム教には、啓典宗教といわれ「福音書」や「コーラン」に代表されるような絶対的な経典が存在します。
仏教には、絶対的な経典はありません。 古典の重要なお経があるだけです。
「何言ってるのか。 仏教にもたくさんのお経があるのではないか。」とお叱りが聞こえてきますが・・・

ほとんどの有力なお経はつぎのような構成です。
これらのお経は、お釈迦様が悟ったことを理解させる方便としてのたとえ話が多いのです。
例えば、悟りということを理解させるため物語になっているお経があります。

華厳経入法界には、インドの長者の子として生まれた童子が、仏教に目覚めて文殊菩薩の勧めにより、様々な指導者(善知識)53人を訪ね歩いて、段階的に仏教の修行を積み、最後に普賢菩薩の所で悟りを開くという、菩薩行の理想者として描かれています。
お経の中には比丘(びく)や比丘尼(びくに)という尊く偉い仏教者のほか 外道としてなんと遊女と思われる女性や普通の童男、童女も含まれているのです。
このほかに 面白いものには、「ヨガ」で修行するための瑜伽行唯識学なる学識 これは解脱に向かう人間の心理状態の変化の構造を解説しています。これに関連するお経まであるのです。  この唯識論 精神分析学のフロイトの理論を凌駕しています。 ニャオン

さて、方便とは、仏教用語で、難しいものをあまり知識がない人のレベルにあわせて わかりやすいように理解させるための教え方のことを言います。
いい例が、一休さんが子供が猫を殺そうとしたのをいさめ「そんなことをしたら、そのむくいで来世はネコになって生まれるぞ」といさめたら、この子供が一休さんに襲いかかってきた。 なぜかと聞くと 生まれ変わりは一休さんのようなエライ坊さんになりたい。とその子供が答えた。という逸話があります。

よく「嘘も方便」と言いますが、本来Aという教えを伝えるのに、聞く人の知識や経験に合わせて、難しいからあえてBと教えます。 Bの理解から、その人が「あらたな知識が得ることにより、いずれAが理解されるでしょう。」と言った 難しいものを理解させる手法なのです。
だから、AとBを比較すると まったく違ったものになっている。いわば事実ではなく「ウソ」なわけです。 
ううう なんとなくわかりますか?

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初期仏教の古典的なお経には、極楽も地獄もありせん。
例えば、極楽も地獄も有名な般若心経にも出てきません。 維摩経にもありません。法華経にはたとえ話にしか出てきません。
 
極楽の象徴として、西にあるという極楽浄土や東にあるという兜率天が挙げられますが、
ここは、最終解脱できるレベルの菩薩が人を救済しようとしてあえて待機している場所なのです。
なんと帝釈天などのインドの神様を解脱させるため、菩薩が神々に説法をしている場所などですぞ。 
うひゃーー ほんまでっか ほんまです。

これがどうも本質なのです。

インドから渡った仏教が、中国にわたり、ちょいと変化してさらに日本に渡った時に、さらに変わってきたのです。
日本に来た時、方便がさらに御坊様が民衆に伝えるときに方便となり、極楽や地獄がうまれていますのじゃぁ
ほんまでっか。 ホンマです。

このように変化した日本の仏教も「民衆を救済する。」という尊い方向性は確実にあるのですよ。 にゃにゃあ
ちなみにキリストの「福音書」にも天国の記述はありませんぞ。 コーランには明確に天国に近い場所は記述されていますのじゃあ

今回は、極楽・地獄は仏教には、本来ないということを覚えてくださいね。
だから〇〇しないと地獄に落ちるぞなんていう宗教は、インチキと思った方がいいですよ。
 ほんとに気をつけてくださいね。

参考文献 小室直樹著 宗教原論ほか

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