「密教」概論1 オウム2号がでないために

先日、オウム真理教のテレビ特番をやっていたので、密教の概論 歴史についてお話します。
若いものが、間違った教えでカルト集団などに入信しないように概論を勉強しちゃいましょう。・・・

654587密教とは、神秘的な宗教全般をさします。 キリスト教やイスラム教にも密教はあります。呪術・魔術などオカルト的要素を持つものまで含まれます。
オウムはチベット密教や初期ヒンドゥー教の一部を利用していたり、韓国の統一教会は、プロテスタント系のキリスト密教の一部を利用している。欧米にもたくさんのカルト集団が存在しますよ。

そもそも宗教は、歴史が浅いものは気をつけたほうが無難ですぞ。

それは都合の良い部分をパッチして当該宗教団体の教えの基礎となっているからです。これらの教団の真理(?)と言われるものが結局浅いのです。
またやっかいなことに凶暴なカルト宗教化していくケースがあまりにも多いのです。
やはり少なくとも500年近くの歴史を持つ宗教は、安全と言えるでしょう。

理由は、その時々における政権や世論および専門家からの気の遠くなるような時間の中、批判や弾圧などを受けて、いわば時代の精査をうけて糾弾・消滅されそうになるのですが、それでもしっかりとした崇高な真理があるので、存続していると言えます。 
今でも「少数宗派があるでしょう。」のご意見は、定義が違います。 
たとえば、オウムの後継のアレフのように少数で残っているのはこの対象ではありません。
一般大衆にしっかり根付く宗教か否かです。 現生ご利益中心思想や宗主の欲求を追及する宗教と根本が違います。

さて、今回は相当の歴史を持つ仏教の「密教」のことをお伝えします。
仏教の「純粋密教」はインド仏教の中でも一番歴史が新しいのです。
ブッダ入滅後500年ほどたってから小乗仏教がうまれ、その後大乗仏教が生まれ、その大乗仏教の中の一つとして密教が誕生します。

仏教が教団として発展していくにつれ、信者の現実的な悩みに対処するため、治病や雨乞い、災いを除く祈祷など 驚くことに、医学・薬学・天文学という科学を取り入れているのです。 紀元4~5世紀に成立したのがインドの初期仏教(密教)です。

日本には、中国を経て奈良時代に伝わりました。
日本では、雑部(ぞうぶ)密教「雑密」というものが浸透した。 雑密(ぞうみつ)とは、雑然とした未整備の密教という意味です。
現代風に簡潔に比喩すると、呪法の経典(呪法のマニュアル)でした。
しかし、仏教伝来に対して物部氏(神教)と蘇我氏(仏教)が歴史を震撼させて対立したが、これと対照的に雑密はスムーズに日本に広まりました。
真言・陀羅尼を唱え、治病、延命など現世利益を願うところに特徴がありました。

6632563214そもそもあった山岳信仰を中心としたアミニズムと融合したと言えます。 特に、呪術的な能力を民衆に高く評価されていた山岳修行者に用いられました。
雑密法「孔雀明王教法」を修した役小角(えんのおずぬ)が代表的な人物です。

その後本家のインドでは、密教は、7~8世紀に飛躍的に発達します。
呪法の経典と言われた雑密経典が思想レベルで飛躍的に進歩し、さらに密教経典が体系的に整備され、ここに「純粋密教」が成立したのです。
「大日経」「金剛頂経」に集約される密教です。

大日如来を本尊として、即身成仏のために「三密」という全身的行法を確立し、「曼荼羅」を生み出したところが大きな特養です。

これを中国に渡った天才的な高僧「最澄」「空海」が日本に伝えたのが純粋密教です。
みなさま このように数百年の時を経て宗教は精錬されているのです。
ポットでの新興宗教には気をつけましょう。

次回からは、これら密教を習得した高僧たちを中心に密教を見てみましょう。

参考文献:岸田森之助氏著作文

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ にほんブログ村 酒ブログ 酒情報へ  1クリックで、親父は1ニタリになります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA